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どもの 運動 広場

幼児・児童の運動能力を高める基礎的動き

走る

観察のポイント

観察のポイント:走る 全体印象 力強く地面を蹴って、前方に
スムーズに進めているか ポイント1 太ももがよく上がっているか ポイント2 歩幅が大きくとられているか ポイント3 ひじを適度に曲げて大きく振っているか

「走る(50メートル走)」

50メートル走では、中間地点(20 ~ 30メートル)付近の動作を中心に観察します。 まず、全体印象として「力強く地面を蹴って、前方にスムーズに進んでいるか」を観察します。全体印象は、「A:よい」「B:まあよい」「C:よくない」の3段階で評価します。

次に、からだの部分の動きや様子を観察します。足については、「太ももがよく上がっているか」そして「歩幅が大きいか」という2つのポイントを観察します。太ももがよく上がっていて、大きくテンポよく前方に脚が運び出されているのがよい動きだといえます。

腕については、「ひじを適度に曲げて大きく振っているか」というポイントを観察します。腕が大きくしっかり振られていることは、歩幅の大きさにも関係するとともに、全身(上肢と下肢)のバランスのよい大きな走りの印象を受けます。これらの部分の観点については、それぞれ「○」「×」で評価をします。

参照:公益財団法人 日本体育協会発行 「アクティブチャイルドプログラム」